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サッカーみた日記

【LaLiga】オサスナ vs アトレティコ 第29節

リーガの3強とマジョルカくらいしか知らないので、オサスナのサッカーがどのようなものか楽しみでした。アトレティコのフェリックスに注目していましたが今季前半、怪我をしてしまったのが今でも悔やまれます。ですが今節も爆発してくれて、彼の活躍は本当に嬉しいです。当ブログ初のリーガ内容です。前知識はほとんどありません、絶賛積み上げ中です。

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オサスナ🆚アトレティコマドリード

オサスナのホーム(無観客)、スタメンは以下の通り。

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【内容・結果】

0−5 得点者 フェリックス×2、ジョレンテ、モラタ、カラスコ

キックオフからしばらくの間ボールが落ち着かなかったが、アトレティコが徐々にリズムを作り出し、前半27分に先制。折り返し、後半にさらに追加点、最後の15分はオサスナDFもお手上げで3失点し試合終了。

 

 

【 Realize : 気付いた事 】

まず最も印象に残ったことはアトレティコの左サイドバックを使った攻撃の形が素晴らしいということ。

アトレティコは攻撃の際、かなり真ん中でパス回しを行う、それもほぼダイレクトでパス交換している。そして人数もかけている。そのためオサスナも中央に人数を割かざるをえない。

アトレティコはこのパス交換で相手を引きつけている間に、左サイドバックのロディを自由にし、彼が裏へ抜け出す瞬間を待っている。まるでバルセロナのメッシとアルバがアタッキングサードでやっていることを、もう少し手前からやってしまおうという感じ。

恐ろしいほど強い。

アトレティコがこの試合そこまで相手を押し込むイメージはなかった。オサスナも引いて守る感じがなかったため、裏へのスペースが空いていたので、とてもいい崩し方だと思う。

アトレティコのこのパス回しは今季から強く取り入れたと認識していて、あまりうまくいかなかったようで、シーズン中盤は昔のアトレティコに戻していた印象だった。

その時うまく行っていなかったのは若干押し込みすぎていたことと、ゴール前でもそれを行い続けたことにあるように思える。ロストも多かったのでリスクが高かったけど、徐々に浸透してきたのかな。

 

オサスナは特に特徴的な選手はいなかった。強いて言えば10番のトーレスという選手くらいだろうか。頻繁にクロスをあげていたがそこまで脅威的ではなかった。ボール保持を完全放棄したチームで足元でつなぐことはしないようだ。ロングボールを放り、セカンドボールを保持し、そのままいけなければ最後トーレスへ繋ぎクロスをあげる。

トーレスに誰かしらプレッシャーに行ける準備を常にしていればそこまで苦にする必要がないと思われる。そしてそのくらいしか戦術をあげられない。少なくとも自分は見つけられなかった。

 

オサスナに前半絶好のチャンスが訪れたことがあった。これもサイドバックが高い位置をとってそこにボールが渡りクロス。かなりおしかった。オサスナサイドバックを活かせたのはほとんどなかったが、やはりサイドバックは絶対に重要なポジションでうまく採用できないチームは負けると思う。

 

オサスナのCBが弱すぎる。4バックを採用し2人CBがいるがどちらも頼りない。個々人の能力はどれだけあるかわからないが、判断力は確実に低かった。しかしCBだけのせいとは言えず、CBがボールを保持している際にパスコースはほとんどなかった。あれだけロングボール多用してるのだからターゲットのいるほうにさっさと蹴っても良いように思えるが、、

前半早々からすぐに弱点だと気付けるほどのものだった。監督はここを指示しないのだろうか?疑問が残る。頼り甲斐のあるCBが1人は欲しいところ。

 

まとめるとめっちゃ少ないな笑

後半最後の15分はオサスナはスカスカで3失点とかしちゃったけど、ホームだったこともあり攻めの姿勢はしっかりと感じた。ただ前のめりになりすぎてはいたので、その辺のバランスなのかなと思う。

アトレティコの前線はタレントが揃ってかなり充実している。頼りになるディフェンダーと、世界的なMFがいるので相当強いと言えるのではないか。ホープのフェリックスもいるし、ロディと組んでいたシーンではこれ末恐ろしいぞと感じる程だった。

 

正直オサスナにはもう少し頑張って欲しい。途中で見るのがつらくなってしまうから笑